2021-05-28
名栗仕上げ
本日の作業内容は名栗仕上げです。
今回は大徳寺垣の茶筅どめとして栗を原木から加工して名栗仕上げにする過程を説明します。
まずは原木の栗の木を「せん」という道具で皮をはぎます。
その次に曲面かんなで6角形を作ります。
6面をつくったら「チョウナ」という道具で名栗ります。
なるべく均等にまっすぐ線がつくように名栗ます。これは日々の鍛錬が必要です。
ささくれができたりするので、おもいっきりが必要です。
くれぐれも自分の足を殴らないように。
名栗ったあとはバーナーであぶり、真鍮ブラシで軽くこすります。
本日はこのふれどめを2本つくりました。
なかなか思い通りにはいきませんが日々鍛錬すれば理想の名栗に近づきます。
日々勉強です。
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