2021-06-07
大徳寺垣
ようやく完成致しました。
大徳寺垣。 京都の大徳寺にある垣根で竹の穂を縦に並べて竹穂の節を揃える垣根です。
桂垣とともに手間のかかる垣根の一つです。今回は2段目のフシを右穂で揃えました。
押縁は4段胴縁、1段目と3段目は竹の半割をさらに半割して3本に見えるようにしました。
振れ止めは名栗で止めて、柱の材と合わせてみました。
押縁を取り付けているときの写真です。クリ針という道具を駆使します。
こちらはみんなで振れ止めを押し込んでいるときの写真です。
穂を抑えるためにみんなで押し付けて銅線で抑えています。
ご協力いただいている皆様には常に感謝です。 いつもありがとうございます。
石垣と竹垣のバランスが絶妙にいいです。我ながら上手にできたと思います。
この後は屋根に杉皮をふいて作業完了となります。
次回は杉皮ぶきの投稿となります。
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